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柿の葉ずしは、古くから吉野を始め五条や和歌山地方の家々で、お祭りやみんなが集まる時のご馳走として、各家庭で作られています

柿の若葉が瑞々しく育つ夏の頃から、赤く色づく秋にかけて秋祭りなど、特別な日を迎えるたびに我が家でも母が作っていました
(手作りのありがたみはありますが、私は買ったものの方が好きでしたが^^;)
最近はサケなどサバ以外の柿の葉寿司も増えてきましたが、お寿司をを柿の葉で包み込み、すし箱に入れて押しをかける押し寿司です
海のない大和の国では貴重な食材である魚を、保存性に優れた柿の葉で包むという先人の知恵が生み出したものですね

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なんでも、谷崎潤一郎の『陰翳禮讚(いんえいらいさん)』のなかで、「吉野の山間僻地の人が食べる柿の葉鮨」として、 その作り方などを事細かに紹介し「東京のにぎりずしとは違った格別な味」、 「今年の夏はこればかり食べて暮らした」と、 柿の葉ずしを食した感想を語り、褒め讃えているそうです。陰翳禮讚学生の時に読みましたが気がつかなかった。。。

おうちで作る吉野名産 手作り 柿の葉ずしもいいのですが、オススメの柿の葉寿司のお店も何件かあります

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デパートや駅でよく見かける、タナカ・平宗・やまと・いざさなども美味しいのですが
ぜひ食べていただきたいのが、吉野山のやっことひょうたろうです。「たつみ」もやっこ・ひょうたろうに比べれば有名ではありませんが美味しいです

吉野山の柿の葉ずしのものの方が美味しいと感じるのは、慣れもあると思いますが
塩加減、押し具合、鯖なんか違うんですよね
ちなみに、吉野山のやっことひょうたろう・たつみはやっこさんが一番古くからあります
やっこさんに魚をおろしていたのがひょうたろうさん、たつみさんはやっこさんの親戚という関係だとか

どちらもおすすめですが私はやっこが一番すきです
それも買った次の日が一番美味しいと思います

やっこさんのHPによると、
大正時代の創業時から受け継ぐレシピにかたくななまでにこだわり、厳選した素材と独自の製法を頑固に守り通しています。
一つひとつ手作業で包み、お店では程よく味がなじんだ最高の状態でお出ししています。
宅配におきましても、お届け時が食べ頃の状態になるように配慮して発送しております。

HPでも購入できるようですので、気になる方は試してみてください

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