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冬至 一陽来復冬至(とうじ)は、二十四節気の一つ。今年は12月22日です
なんでも今年の冬至は19年に1度の珍しい冬至なんですって
冬至は、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日で
かぼちゃや小豆粥を食べて、柚のお風呂に入るだけでなく、冬至についての興味深いお話お伝えします

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冬至 2014年は特別?

2014年の冬至は19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)なんです
冬至は昼が最も短く夜が最も長くなる日で、太陽が復活するおめでたい日という意味もあります。昔は冬至は1年のはじまりだったんです。また、月は満月をへてどんどん欠けていき、やがて空から姿を消してしまいますが、新月でまた再び復活して毎日少しずつ満ちていきます。朔旦冬至は太陽が復活するおめでたい日と月が復活するおめでたい日がダブルで重なることを言うんです
一陽来復ともいわれ、冬が終わり、春が訪れることの意味です。不遇のときが続いた後、幸運に向かっていくことという意味もあります。
冬至は二十四節気の一つであり、このあと「小寒」「大寒」「立春」と続き、本格的な冬の到来を示す日でもあります

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冬至運盛りって

冬至にかぼちゃを食べるのは、冬に不足しがちなビタミンを取るためかと思っていたら、別の理由があったのです!!
冬至は陽の気が強くなりはじめる日ということから運気も上昇しはじめる日とされ、その日にもっと「運」をつけるため名前に「ん」のつくものを食べる「運盛り」という風習があります。

運盛りの食材

・南瓜(なんきん)=カボチャ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=うどん
の7種類は、名前に「ん」が2つづつ含まれていることから「冬至の七種(ななくさ)」といいます。

冬至がゆ(小豆がゆ)

冬至の七種の他にも、冬至に食べるものに冬至がゆがあります
冬至がゆは小豆の入ったお粥です。お粥に小豆を入れるのは、小豆の赤い色が災厄除けになるという意味があります。
冬至粥で邪気を祓い、翌日からの運気を呼び込もうというわけです。

他にも、いわば体内を掃除し、清めるという意味でコンニャクを食べる地域もあります

冬至にゆず湯

柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合せから柚子湯に入るとも思われていますが、もともとは一陽来復のために身を清める、運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)です。
冬至にゆず湯に入るのは邪気を祓って体を清めるためです。端午の節句の菖蒲湯も同じです。

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