父が亡くなって今年は喪中はがきを出すことになりました
喪中はがきの出す時期や出す範囲も確認しなければならないのですが、宛名は薄墨で欠かないとダメなんでしょうか?
喪中はがきの基本的なマナーについて調べてみました
喪中はがきの出す時期や出す範囲について
喪中はがきの出す時期
喪中はがきは年賀状が始まった明治中期に同じように始まった風習で宗教的な意味合いがあるものではありません
喪中はがきの出す時期は年賀状の準備をする前に着くようにするのが基本です
年賀状の受付開始の12月15日以前に届いていることが基本ですが
手回しの良い方だと12月の初めに年賀状に取り掛かっているでしょうから、それに間に合うように11月中に送るのが一般的ですね
喪中はがきの出す範囲
喪中はがきの意味は「本来なら送るべき年賀状を送らず失礼します」という意味を兼ねているので
喪中はがきの出す範囲は「不幸がなかったとしたら年賀状を送ることになったであろう人」になります。ということで、今年から年賀状をだそうと思っていた方に出してもおかしくはありません
喪に服す期間も一般的に自分から見て2親等以内で不幸があった時に出す方が多いようです
2親等以内ということは父母、息子・娘、祖父母、兄弟、妻(夫)の両親になりますが、結婚して配偶者が居る場合はややこしいですね。
配偶者の立場に立って2親等以内まで範囲を広げる方も多いようです。
また、喪中期間といえば
父母、夫の場合・・・・・一周忌までの1年間
祖父母・養父母・・・・・150日
妻・息子・娘・兄弟・・・90日
叔父・叔母・・・・・・・90日
となっていますが、こちらも一般的には年内に葬式が合った場合に喪中はがきを出すことになります
喪中はがきの宛名は薄墨で書くの?
喪中に薄い墨を使うのは、涙で滲んでうすくなるという気持ちをあらわす為ですが
郵便のあて先・郵便番号などは機械が読み取りますので、薄墨は読み取りにくいので「宛名」は薄墨でなく黒または青がいいようです。
裏面の文章についてはたとえばお悔やみなどの文は薄墨でもかまいません。もちろん、黒でもOKです
喪中はがきを夫婦連名で書く場合
「△△祖父〇〇」差出人と故人の苗字が異なる場合はフルネームで記載するのが一般的です
故人のことは書かずにただ喪中の為とあるものもあります
年賀欠礼は2親等までが主流ですが、人によってはビジネスはそのまま通常年賀状、近い人だけ年賀欠礼とか使い分ける方もいます。