お正月のおせち料理には欠かせないメニューの一つでもある「黒豆」
食べる時にお父さんから「まめになりますように」と言われながら
食べた記憶があるのではないでしょうか
今年初めておせちを作る友人が、ご主人が大好きなお豆を作りたいと
言ってました
そんな友人を助ける為に今回のメニューは「黒豆」です
シンプルな材料なだけに、炊き方次第で変わってきますが、
時間さえかければ、手間はほとんどかからないので、
初めての人でも作れるのではないかと思います
おせち料理 黒豆 意味
おせち料理に黒豆が欠かせないのは、おせちの黒豆の意味が、まめに元気に働けますようにということなんです
「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」などの語呂合わせからも、黒豆はおせち料理には欠かせない料理です。
黒豆 錆びた鉄釘って
黒豆を煮る時必要と言われる「錆びた鉄釘」ですが、これは
黒豆の色素と鉄分が結びついて艶を与えて煮ることができるので
黒豆の黒が際立って煮ることができるということです
とはいっても「錆びた鉄釘」は今の時代にはなかなかないものです
新しいくぎを塩水につけて錆びさせることもできますが、
それを考えるだけで、面倒になってしまいますよね
「錆びた釘」がなくても鉄鍋などを使えば同じような効果があるので
鉄鍋を使って作ってみてください
黒豆の作り方
① 色んな作り方があるうちの一つです
黒豆はたっぷりのお水の中で洗います
少ないお水でごしごしやってしまうと、表面が傷ついてしまうので
たっぷりのお水に泳がせるようにして洗います
② 厚手の鍋にお水6カップ、砂糖200グラム(きび糖)、塩小さじ1
しょうゆ大さじ2、重曹小さじ1/3を入れて煮立たせます
砂糖と塩が溶ける程度でいいので、しっかりと溶けたら火を止めます
洗った黒豆を入れて5時間ほどそのまま放置します
③ ②をまた火にかけます
中火にして煮立たせたら、弱火でじっくりと煮ていきます
アクがでてきたら、しっかりと取り除いていきます
④ 15分ほどアクを取りながら煮たら差し水をします
二回ほど差し水をしてアクを取っていきます
落し蓋をして、弱火でじっくりと5時間煮ていきます
途中の火を止めて、また煮ても大丈夫なので、時間のあるときに煮てください
完成したら、そのまま一晩おいたら美味しく浸みてます